+++趣味の芽+++

ガーデニング、映画、ゲーム、ラルクアンシエル、バドミントン・・・
いろんなことに興味ありつつ、
たいして長続きしないワタシの日々のつぶやき・・・。
<< September 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | - | -
<< モンスター、バタフライエフェクト、フォーガットンまとめてレビュー!! | main | 自分が産まれたときのことを考えてみて >>

「その日のまえに」を読みおわり・・・

その日のまえに「その日のまえに(重松 清著)」を読み終えた。
土曜日お昼のテレビ番組「王様のブランチ」で大絶賛されていたのをきっかけに、手にとった作品。

本作では、まだまだ死に行く年齢ではない人たちが余命を宣告されて、その家族や友人たちがどのようにして彼らの死を迎え、
受け入れたのかを、静かに淡々とつづっている。
最初は、そういった同じテーマの違う短編がいくつも収録されているのかと思いつつ読み進めていったのだが、実はこれはひとつのストーリーだったのだ。
やがて、短編それぞれの登場人物たちがシンクロしていくくだりは、いろいろな想いにとらわれる。
いくつもの人生を垣間見てしまったという想い。。。。
それが作者の意図するところなのだろうけれどね。

話は別だが、最近、私の周りで、若いのに急死してしまった人がいる。
ご近所の方と、あとは顧客のご主人。
ふたりともまだ50代で、死の前日まで全く元気に立ち働いていた。
しかし、一人は心筋梗塞で、もう一人はなんと蜂に刺されて亡くなってしまったのだ。
家族の悲しみと驚きといったら、言葉にすらできないほどだったろう。
いや、本人だって無念だったろうと思わずにはいられない。
まったく予測のつかなかった死の訪れなのだから。
「その日のまえに」・・・
これは余命を宣告された人たちの物語だ。
自分の命があとどのくらいかを知っているのと、
思いがけずに人生を終えてしまうのと・・・・・・
どちらがいいなんて言えないけれど、自分の命の長さを知っていたら、
きっとその日までに、やっておきたいことがあるはずだ。
普段、死について考えるなんてことはあまりないだろうけれど、
この本は自分のみならず、大好きな人たちの死にもきちんと向き合う
きっかけをくれるように思う


感動して涙が止まりませんでした・・・なんて感想は、私は持たなかった。
ただとても身近な内容だけに、心に深く染みこんでいる。
場面場面がたやすく浮かんでくるほどだ。
秋の夜長にオススメの一冊。
ドラマ・テレビ番組・BOOKSレビュー | comments(4) | trackbacks(1)

スポンサーサイト

- | - | -

この記事に対するコメント

突然の死は 本当に悲しいものですよね。
本田美奈子さんの葬儀の模様をテレビで見ましたが
まだ 38歳ですものねぇ。実は告白しちゃうと同じ年なんです。
職場でも話題に出来ないほど ショックでしたね。
29歳の時に ガンで同級生を亡くした時も 事故で上司を亡くした時も しばらくは 事実を受け入れるだけで 
精一杯だったのを覚えています。
例え 大往生で亡くなったにしても 人の死は 悲しく辛いのに
突然となれば なおさらですよね。さらに身内だったら・・・
私も読んでみたくなりました。


まみゅー | 2005/11/09 6:15 PM
☆まみゅーさん☆
本田美奈子さんの死は、特にファンというわけじゃない私もショックでしたよ。
以前、「たけしの誰でもピカソ」という番組に出ていた彼女は、自分が詞をつけたというクラシック曲を、いとおしそうに歌っていました。
オーラが見えたっていうか・・・誰かが、彼女は天使だって言ってたけど、ホントにそんな気がしたものね。

亡くなった人は絶対に戻ってこない。
死について考えるなんてイヤなことだけれど、避けて通れないものだから、きちんと向かい合っていかなきゃいけない場合もあるんでしょうね。
みゅう | 2005/11/09 11:09 PM
そうですね。。。親しい人が他界してしまうことって、本当につらいですよね。だからこそ、一日一日を大切にしなきゃな〜と思います。細木和子が、生きているのではなく生かされていると、よくテレビで言っていますが、う〜ん、なるほどと思います。そんな風に考えると、生きていることってありがたいことなんだな〜と感じます。
obacyan | 2005/11/10 5:15 PM
今日一日、友人のチムさんはお産でがんばってます。
幾多の苦難を乗り越えて、ようやくの妊娠。
そして出産です。

どの子もおなかの中で10ヶ月はぐくむ・・・・だんだん大きくなってくる
おなかや活発になる動きで、母を実感する。
そしていざお産となると、その痛みたるや・・・・。
想像を絶する痛みとの戦い。
そうして産まれてきた子どものいとおしさといったら・・・。
命ってそういうふうにして初めてこの世に誕生するんだよね。
なんて尊いものなんでしょ・・・・。

今生きているということが、ほとんど奇跡なのよ。
だからこそ、ひとつひとつの命に意味がある。
本当にそう思います。

みゅう | 2005/11/10 7:44 PM
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://myusan.jugem.jp/trackback/42
この記事に対するトラックバック
親しい人や愛する人の死は、この世に生きる人殆ど全てにとって避けがたいものである。好むと好まざるとに関わらず、死はある日突然やってくる。それは人はいつか死ぬという常識の当然の帰結である。人は如何にしてそれに臨むのだろうか?その死にたいして、どのような思
『その日のまえに』 重松 清 | 本屋のバイト、書籍を探訪す。 | 2005/11/13 2:23 PM